2012年5月22日火曜日

3週目:活動について(5月19日)


左の部屋が私の家になります。



 以前にも記載しましたが、私の職種は感染症対策です。と言っても、その活動内容は任地によって大きく異なります。私と同じタイミングで派遣された感染症対策では…ホンジュラスではシャーガス病対策、バングラデシュではEPI(予防接種)のフォローアップなどなど。。。ちなみに私の任地では、HIV/AIDSMalariaFilariasisTuberculosis対策の活動が求められております。といっても全ての対策が出来るわけではないので、基本的には、本人のやりたい活動を中心に活動計画を立てていくという事が求められます。受け入れ側も、「あなたが注力したいのはどれ?」という風に聞いてくれます。

 さて、では私はどの部分に活動拠点を置いていくべきか?という事ですが、まずは後任として、先輩隊員の行ってきた活動を継続実施するところから入っていく予定です。各先輩方が2年間掛けて作ってきた活動ですし、現地の人の医療問題改善につながっている事は間違いないので、まずは継続から活動を進めていきます。その中で、自分の気づきや自分のできる範囲で、活動を拡げていきたいと思います。

 という事で、今週は初代の方から始まった、コンドームの無料配布を再開しました。週に2回、町中も巡回して、各拠点のCondom Dispenserへの補充、Police Baseへの配布。前任の方の帰国から私の派遣まで、3か月近くBlankがあったのですが、どうやらその期間は、配布活動すら停止していたような雰囲気です…また、Secondary SchoolでのHIV/AIDS啓発活動のために、学校にApplyを実施。まだまだ英語・ピジン語ともコミュニケーションには不安があるので、同僚の方のサポートを受けながらの、活動スタートになります。



 現在、空いた時間を利用して、政府が出しているNational Health Plan2011-2020)を読んでいるのですが、この国の一番の問題点は、地方の医療アクセスの脆弱性です。PNGはインフラ自体が進んでいないため、この問題は簡単に解決できる問題ではないですが、2年の期間に、少しでも状況を改善できるアイデア・アクションを実施できればと思っております。このNational Health Planを読んでの発見はたくさんありますので、追って記載していきます。

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