2012年7月25日水曜日

12週目:バイク貸与(7月23日)


バイクが使用可能になりました!!



私の住居は、ちょっとした丘の上にあります。そのため毎朝・毎夕の出勤時、最寄のバス亭まではちょっとした坂があり、暑い日差しの中、その坂を上り下りするのは結構きついです。それよりも問題なのが、その坂の人通りが少ない事。そのため、現地人には度々「この坂は犯罪者がよく出るから、一人であるいちゃダメ!!」とか「バスを使いなさい・オフィスに頼みなさい」と注意されます。現地の人に言われると、説得力がありますね。毎夕、ちょっと覚悟を決めて、警戒した目つきで早歩きで最後の坂を上っていた日々からサヨナラできます。



今まではどこかに移動するにしても、オフィスカーを使用したりバスを使用しておりましたが、これからは活動の幅が広がりそうです。バイクを使って個人行動をすることで、配属先を巻き込んだ活動ができにくくなるのでは??という懸念がありますが、待っていては全てが全く動きませんので、多少強引でも活動を進めていくのが大事だと思います。



しかし、こちらの人にとってバイクは見慣れないモノなのでしょうね。バイクで走行中、歩行者に何やら叫ばれたり、急にこちらに向かって走り込んで来たり、低速で走っている時に至っては、体を触ってきます。

11週目:選挙の開票期間につき(7月15日)




揉めに揉めている選挙ですが、投票については特に問題なく終了したようで(一部地域では色々と問題になっているようです)、開票期間に入っております。開票期間中、多くのオフィスの職員が開票・集計に駆り出されるため、業務が開店休業状態になってしまいます。私の勤務するオフィスも、何人かの職員が開票に参加、更に活動に必要不可欠なオフィスカーが故障…修理のための申請書もFinance部がお休みのため停止。お手上げの状態です。



 何かやりたくても、なかなか出来ない状態が続くと、精神的にも堪える事がありますね。オフィスの他の職員は、何も仕事ができないために来なくなった人がいたり、来ても特にできる事がないため、おしゃべりするという感じになってます。この状況を何か打開できるものはないか??と考える日々が続いておりますが、なかなか妙案は生まれません。

2012年7月17日火曜日

10週目:隊員総会(7月8日)


ネット環境があまり良くなく、停滞しておりました。



 2か月ぶりに首都のポートモレスビーに行っておりました。やはり首都はすごいですね。ウェワクでは3階以上の建物は見かけませんが、首都では高いビルディングが山ほど立ち並んでいます。車も人も段違いです。やはり首都は都会です。



 JICA-PNGでは年に2回ほど「隊員総会」があります。全国に配置されている隊員が一同に介し、報告会をしたり、集団講習や情報交換などを行います。今回は、配属になって1年前後の先輩方の中間報告を聞くことができました。村落開発普及員、理数科教師、同じ感染症対策の先輩の報告も聞くことができましたので、非常に参考になりました。もちろんですが、全てのコミュニケーションが日本語でできるのは嬉しかったですね。母国語の大切さを痛感します。



 異なる文化圏で生活・仕事をするには予想以上に多くの障害がある事を再認識する日々が続きます。言語だけでなく、仕事に対する考え方や時間の使い方など内面的な感覚も全てが異なります。それらを肌で感じながら、現地の人との交流が続きます。